AIカメラの車両ナンバー認識システムでトラックの渋滞が圧倒的スムーズに!

ブログ 車両ナンバー認識 2022/5/25

物流倉庫を悩ませ続けた搬入トラックの渋滞

とある物流倉庫では、毎日のように近隣の公道にも及ぶ規模の渋滞が発生しており、近隣からのクレームは日常茶飯事、時には行政からの指導も入る始末でした。

施設の担当者は渋滞が迷惑がかかるということは理解しているものの打つ手がありません。

それもそのはず、施設へ搬入に来たトラックは、入退場の際にこれだけの手続きを行う必要があるからです。

◎物流倉庫側(受付等)の手続き
・入場時
①ドライバーに入場記録表を記入させる
②来場スケジュールと照合し確認・押印
③入場許可証を渡し集荷場所を指示
・退場時
④退場手続き対応

◎ドライバー側の手続き
・入場時
①車両の一時駐車・ドライバー下車
②入場記録証の記入
③入場許可書を受け取りフロントガラス場所に表示
・退場時
④車両を一時駐車・ドライバー下車
⑤入場許可証返却・退場時間記録

ああ、手続きがもっと楽になればいいのに。。。

車両ナンバー認識システムを使って、いざ、渋滞対策

専用のAIカメラを使用した車両ナンバー認識システムを導入することによって、設置したカメラの画角内を通行するだけで、自動的にナンバープレートの文字をデータ化することができます。
従って、データ取得から入退場手続きまでを自動化し、煩わしい入退場手続きを削減することが可能です。

入退場が圧倒的にスムーズになったそのワケとは?

入退場データを自動取得したことにより、

◎物流倉庫側(受付等)の手続き
・入場時
集荷場所の指示のみ
・退場時
ー無しー

◎ドライバー側の手続き
・入場時
集荷場所の指示を受けるのみ
・退場時
ー無しー

ナンバー認識システムは車両を停止させる必要が無く、設置した通路を車両が通行するだけでデータが取得できるので、データを活用することによって手続きがが完了するように改善が可能になります。

AIカメラを使った車両ナンバー認識システムは、他にもこんなメリットが!!

データの電子化によるムダ・リスクの削減

ペーパーによる情報管理する上で、このようなことで困った経験はありませんか?
・用紙が汚れたり、水に濡れてしまい紛失してしまった⇒データ紛失のリスク
・大量の保管場所に悩まされてきた⇒スペースの無駄
・データが必要な時に探し出すのにとても時間がかかっていた⇒確認の手間

ナンバー認識システムは認識した入退場データを全てPCにて管理することができます。
従って上記のような問題点は全て根本から解決が可能になります。

また、一日あたり数百台の通行があるような現場では、接触事故や通行トラブルの発生率も必然と高くなります。
車両の通行がスムーズになるだけでトラブルの発生件数は低減できるのではないでしょうか。

属人化の解消による標準化

属人化とは、担当者のみが業務進行のやり方を把握しており、他の社員に進行するための知識の共有が十分にされていない状態を指します。

属人化した作業が発生する現場では、引継ぎ時に少々トラブルが起こりがちです。
それらもナンバー認識システムで解決が可能です。

・属人化した作業の均一化が可能
・受付担当者や初来場のドライバーへの新人教育が不要
・ヒューマンエラーによる入力ミスを撲滅


ある特定の人に依存して行っている作業を標準化することによって、誰でも同じように成果を残せる現場を実現することができます。
例えば、現場の欠員が出た際にも代行者によって作業レベルを落とすことなく、普段と変わらず運用をしていくことが可能になります。

まとめ

ナンバー認識システムを導入することによって…
・トラックの入退場が圧倒的に速くなった
・データの電子化によるムダ・リスクを削減できた
・属人化した作業の標準化ができた

ナンバー認識システムは、来場スケジュール管理システムや在庫管理システム等の
お客様がお使いのシステムとの連携も可能です。まずはお気軽にご相談下さい。

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